検診と出産は異なる別の病院でいい?・分娩予約の産科にて、という記事のつづきです。

総合病院の産科で本予約をとり、さいごに受付の会計のところで、出産費用の金額について聞いたことを、今日はブログに書こうとおもいます。

総合病院では玄関の近くに大抵は受付があります。わたしが行った病院も同じでした、帰ろうと玄関を出ようとしたときに、ふと目安でいいので出産費用の金額について聞いて帰ろうとおもいたったのです。

「出産費用っていくらかかりますか?」と、聞いてみました。このときは自然分娩する気持ち満々でした(笑)。

のちに。

自然分娩から、帝王切開手術が予定で確定となり、保険の金額や医療費控除についても調べたので、出産費用の金額と一緒に、そちらも最後の方に書きますね。

わたしの問いに、受付の人は即答せずに、隣の人と相談をしてから、このように言われました。



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出産費用の金額は同じ病院であっても違いがある!?

出産費用の金額は、人により異なるのではっきりと言えないけれど、高額療養費制度というものを使うように教えてもらいました。

受付の人が言うには。

その病院で出産する人のほとんど全員が、出産費用のことを考えて、あらかじめ高額療養制度というものを申請するそうなんです。

やはり社会保険は所得によって負担額が異なるので、「金額は人により異なるので」という、前置きがつくのですね。

その部分はすごく納得できたのですが。

そのころは仕事もしていたこともあり、なんだか忙しいこともあって、自分で費用を調べるのがおっくうでした。まだ出産予定日までは日がありますが、どれくらいほどかかるのかくらいは、目安として知って安心や準備をしておきたかったのです。

わたしは、もういちど聞いてみました。

「違いがあるのは分かりました。大体でいいので、平均すると、どれくらい窓口でお支払することになるか、目安として教えてもらえませんか?」と、受付の人に責任や負担がかからないように配慮して、そっと聞き返してみたところ。

このようなお返事をいただけました。

自然分娩でも帝王切開手術でも・出産費用は8万円が目安!?

市民税を収めている人の平均的は所得だと、事前に、高額療養費制度を申請しておくことで、窓口での支払いの金額は目安として8万円くらいだというお返事を、受付の人から言われました。

出産費用が自然分娩でも、帝王切開手術でも、窓口で支払う金額が80、000円とは驚きです(※所得や出産の状況に異なりますので目安ですよ)。

とりあえず。

わたしは一安心しました。

そこで、もうひと押し!、「クレジットカードは使えますか?」。

わたしが出産した病院では費用の支払に、窓口でクレジットカードは使えました。事前に受付で確認されておくことをおすすめします♪。

これで、本当に、一安心です。

まだ、大きくなっていないお腹で、電車で帰宅しました。

8万円か~、それなら何とかなるな~と、ほっとしました(※金額の所得による区分は最後のほうに書きました参考にしてください)。

この日は仕事をしてから病院へ行ったのですが、仕事も嫌なことがなかったし、産院も本予約できたし、出産費用の金額もだいたい分かったし、気分よく幸せなきもちで帰宅したのを覚えています。

あとは、高額療養費制度というものを、社会保険事務所へ申請するだけです。

 

高額療養制度ってどうやって申請するの?方法について

わたしのばあいは、高額療養制度は加入されている、健康保険組合に直接申請しました。

いっぱんてきに、直接申請されるのがふつうなようです。

わたしはダウンロードした申請の用紙に記入して郵送しました、ほどなくして限度額適用認定証が送付されました。

全国健康保険協会(協会けんぽ)のサイトで申請の方法が書いてありました、リンクしておきます。

医療費が高額になりそうなときは限度額適用認定証をご利用ください。

また。

高額療養制度は①あとから払い過ぎた分を請求するやりかたと、②あらかじめ事前に「限度額適用認定証」を取得し、それを病院の支払いのときに提示することで、払う金額限度額までとなるやりかたがあります。

高額療養制度の方法は限度額認定証を事前に取得するやり方がおすすめ!

わたしが分娩予約をした病院で、出産費用について質問したときに、教えてもらった方法は、後者でした。

前者①のばあいは立て替え払いをし、払い過ぎた分を自分で請求して戻してもらう必要があり面倒です。

ですが。

後者②のばあいは、事前に限度額適用認定証を取得することで、病院での支払いが限度額までとなります。あとから払い過ぎた分を請求する、余計な手間がありません。

自然分娩でも帝王切開手術であっても、出産は何があるかわかりません。

出産費用が高額となる可能性を考えて、限度額認定証を事前に取得されることを、おすすめします。

出産で高額療養制度と限度額認定証について注意すること

高額療養制度の計算は1か月単位となっています。

月初~月末までの医療費の金額を考慮する制度なのです。

月初~月末までの金額が限度額を超えるばあいは限度額認定証を提出することで、限度額を超えた医療費を支払う必要が無いということになります。

限度額認定証をいただいていないばあいは、後で請求することになります。

どちらにしても。

高額療養制度の基本となる計算は、月初~月末までの期間で計算されるということなんです。

くわしくは。

全国健康保険協会(協会けんぽ)のサイトでが書いてありました、リンクしておきます。

高額な医療費を支払ったとき

70歳未満の方が「限度額適用認定証」を保険証と併せて医療機関等の窓口に提示すると、1ヵ月 (1日から月末まで)の窓口でのお支払いが自己負担限度額までとなります。

わたしは月を超えない出産での入院だったので、この部分については、ふかく確認をしていません。

ですが。

さいしょに受付の人に出産費用について聞いたときに、月を超えないことと言われました。

月を超える入院での出産のばあい、どのような明細となり、どのような扱いとなるのか?。

月をまたぐ入院出産の可能性のあるばあいは、事前に確認をされておくことをおすすめします。

 さいごに限度額療養費の所得による金額について

高額療養費は所得により金額が変わります

全国健康保険協会(協会けんぽ)のサイトでが書いてありました、リンクしておきます。

限度額適用認定証をご利用ください

わたしは平成26年の帝王切開での出産でした。

②区分Bに該当します。

70歳未満の人の区分・平成26年12月診療分まで

①区分A           ●自己負担限度額
(標準報酬月額53万円以上の方) 150,000円+(総医療費-500,000円)×1%

②区分B
(区分Aおよび区分C以外の方)  ●80,100円+(総医療費-267,000円)×1%

③区分C(低所得者)
(被保険者が市区町村民税の非課税者等) ●35,400円

※サンプルとして②区分Bで、総医療費が100万円かかったとします。

80,100円+(1,000,000円-267,000円)×1%=87,430円

医療費が100万円となる可能性はひくいので、一般的な所得の人であるBのばあい、だいたい支払ったしても80,000円くらいだと考えていいかとおもいます。

出産一時金があるので、入院中の食事代はそちらで清算できますし、医療費の支払金額が限度額の(約)80,000円だったしても、そちらも出産一時金清算できます。

 

70歳未満の人の区分です・平成27年1月診療分から

①区分ア            ●自己負担限度額 
(標準報酬月額83万円以上の方 ) ●252,600円+(総医療費-842,000円)×1%
(報酬月額81万円以上の方)

②区分イ
(標準報酬月額53万~79万円の方) ●167,400円+(総医療費-558,000円)×1%
(報酬月額51万5千円以上~81万円未満の方)

③区分ウ
(標準報酬月額28万~50万円の方) ●80,100円+(総医療費-267,000円)×1%
(報酬月額27万円以上~51万5千円未満の方)

④区分エ             ●57,600円
(標準報酬月額26万円以下の方)
(報酬月額27万円未満の方)

⑤区分オ(低所得者)        ●35,400円
(被保険者が市区町村民税の非課税者等)

 

わたしの帝王切開手術での出産費用の金額です

 

帝王切開手術 出産費用 金額

 

結果として。

高額医療制度は使いませんでした。つかう必要が無かったのです、入院日数は10日。

見ての通り、一部負担金などが92,490円(医療以外のもの食事代など)で、こちらは高額医療の対象にはなりません。

出産費用の一部負担金とは何でしょうか?

PDFですが厚生労働省のもので、きちんと書かれたものがありました、リンクしておきます。

一部負担金等…異常分娩となった場合の一部負担金及び入院時食事療養費の食事療養標準負担額をいう。被保険者等又はその被扶養者より限度額適用認定証の提示があった場合は、「一部負担金等」として現に窓口で請求することとなる額を記載するものとする。

そして。

帝王切開手術での、出産費用、食事から入院などまでのすべて含めた金額は、431,250円でした。

ですが。

代理受領額として、出産一時金を病院経由での支払いとしていました。

その出産一時金が、わたしのときは、420,000円でした。

431,250円-420,000円=11,250円

自分で支払った金額は11,250円でした。格安の出産費用のできあがり!、さすがは総合病院での帝王切開です。

だれかの役に立てばな~とおもい、まとめたみたのですが。

正直、なんだか、ちょっぴり、みじめな気持ちになりました。

もっと素敵なおしゃれな産院で出産したかったな、医療費にならない自己負担が大きくても。。。

ですが。

出産費用が安いほうがいい人にとっては、おすすめですよ、総合病院!

 出産一時金のもらいかた

さいきんの産院では、出産一時金を病院経由で受給する方法が一般的のようです。

わたしも最初の産院での検診のときに、出産一時金をもらう手続きと、その出産一時金が病院へ入金となる書類を書きました。

このやりかたのほうが、いちど自分で出産費用を全額たてかえて払うことがないので、楽でおすすめです。

はじめての妊婦健診のときに、おそらく、出産一時金と代理受領(病院へ入金となる)書類を書くようにと、書類を渡されるとおもいます。

渡されないときは、産院で質問してみてください。

帝王切開手術での出産・生命保険の金額はどれくらいもらえるの?

わたしは特別に女性特約などはつけていなかったのですが、2社から帝王切開手術で手術給付金がもらえました。

これも、高額療養費の申請をしたころに電話で生命保険会社へ確認をし、書類を送付してもらいました。

帝王切開手術の出産でもらった生命保険の金額です

アメリカンファミリー⇒100,000円

県民共済⇒265,000円

 帝王切開手術や出産費用は医療費控除はできるの?

結論から書くと、医療費控除はできるのですが、あまりメリットが無いかとおもわれます。

医療費控除というものは、出産一時金や、生命保険からもらった給付金などの金額は、差し引かなければなりません。

そうなると。

実際に支払った医療費というものは本当に少ないので、控除となる金額も小さいことになり、ほとんどメリットがない可能性も多いです。

ちなみに。

わたしのばあいは、出産することによって。逆に、もらった金額のほうが、出産費用よりも多いということになりました。

税務署のサイトで例が書かれてありました、リンクしておきます。

No.1124 医療費控除の対象となる出産費用の具体例

健康保険組合や共済組合などから出産育児一時金や家族出産育児一時金又は、出産費や配偶者出産費などが支給されますので、その金額は医療費控除の額を計算する際に医療費から差し引かなければなりません。

(所法73、所令207、所基通73-3、73-7~9)

そういえば、退院するときに、もうすこしだけ支払った金額があります。

明細をみると、4,320円と、3,240円です、なんだったかな?。

新生児聴覚検査とかだったかな?。

新生児聴覚検査についても、事前に受けるかどうか聞かれるので、決めておくといいですよ。

大抵の人は受けることにすると言われ、わたしたちも子供に新生児のうちに産院で受けさせました。

産院での聴覚検査の記事は、こちらです。

生後0か月 新生児聴覚検査 赤ちゃんの聴力検査のこと

そんなこんなで。

こおゆうことを調べた、アラフォー妊婦の妊娠初期でした。

ここまで調べるのは、はじめての妊娠だったので大変でした。

この流れで、手続きをしておくと安心かとおもいます。

まずは、出産難民にならないように、産院も決めておいてくださいね!!。

出産難民の記事は、こちらです。

5W6D心拍確認、出産難民とは?・分娩予約いつからする?

これらを調べたあとあたりから、つわりが本格的になってきました!!。

そして、仕事を辞めてしまいました。

そのあたりのことも、あとで記事にしていこうとおもいます。