少し前に、赤ちゃんの冷え性にいいと書いた、ベビーマッサージですが。オイルのことにも触れておこうとおもいます。ベビーマッサージのオイルは、最初にすこしだけ赤ちゃんの皮膚でテストしてから使用します。オイルにアレルギーがないことを、確認するためのテスト(パッチテスト)になります。

もし、赤ちゃんがベビーマッサージのオイルで、アレルギー反応があるばあいは。オイルを赤ちゃんにつけて、すこし経ったら、その部分が赤くなるなどの、アレルギー反応がでてきます。そのばあいは、その赤ちゃんには、ベビーマッサージでのオイルは、別のものをつかうことになります。

もちろん。別のオイルをベビーマッサージで使用するときも、はじめに、少しつけて試してみます。

皮膚に試しにつけてみることを、パッチテストといいます。ベビーマッサージのオイルいがいでも、皮膚に直接つけるもの、たとえばお化粧品や、アロマオイルを直につけるときなども、必ずはじめに行うのが、パッチテストになります。

赤ちゃん 食品アレルギー
わたしも自分の赤ちゃんが生後2か月か3か月のときに、ベビーマッサージへ行きました。オイルが気になったので、そのときに、少しだけ調べたことがあるので、そちらも書こうとおもいます。

あくまでも。仮説なのですが、イギリスのピーナツアレルギーが増えた原因としては、赤ちゃんにピーナツオイルが入った、保湿剤を使ったことであるとの、説があるのを知っていますか?。

以前、テレビでも取り上げたのですが、見ていないお母さんはピンときませんよね。

つまり。食品アレルギーは、食品として口へ入れる前に皮膚で摂取することで、皮膚がアレルゲンと先に認識してしまうそうなんです。食べるより先に肌につけたりするのも、これと、同じことになります。

食物アレルゲンが皮膚から入ってくることで、食品アレルギーとなるという考えなんです。仮説といえばそうなのですが、信ぴょう性も高いようですので、注意もひつようかなと、いったところです。

要するに。はじめて食べる前に、肌につけてはいけない、という、ことになるそうです。

これを、「 経皮感作 」というそうです。皮膚科のHPをリンクしておきますね。

愛知県豊田市のアイキッズクリニックという皮膚科さんです。

この「 経皮感作 」、気になりますよね、仮説といっても、食品アレルギーの仮説ですからね、気になりますよね。

この仮説は、2008年に、イギリスのLackによって提唱されたそうです。兵庫医科大学免疫学講座のサイトをリンクします。

兵庫医科大学の免疫学講座のサイトを読むと、やはり、皮膚からの食品アレルギーがおこる可能性は、あるということに、なりそうです。「」の文はサイトから引用しました。

「以上の研究結果から、経皮感作食物アレルギーの感作(誘導相)にはTSLPと好塩基球が、発症(効果相)にはIL-33が重要な因子・細胞として関与していることが明らかになりました。」と書かれてあるので、経皮感作食物アレルギーの感作は、やはり発表当初は仮説であっても、いまは、そうではないらしいですね。

ベビーマッサージオイル おすすめ
そんなわけで。ベビーマッサージのオイル、おすすめは、食品系でないものがいいのかなって、おもいます。

たいては、パッチテストすれば、大丈夫みたいですが、ぜったいとも言い切れませんからね。気になるかたは、食品系でないオイルをベビーマッサージで使用するのが、おすすめです♪。

ときどき、アーモンドオイルをベビーマッサージのオイルに使用するところも、あるそうです。あとは、セサミオイルもベビーマッサージに使用することも、あるとか。

このあたりのオイルも、ベビーマッサージに向くとはおもうのですが、気になるようであれば、別の食品系いがいのオイルがいいのかなって、おもいます。食品系のオイルでも、食品アレルギーにならない食品のオイルなら、問題ないようにおもえます。

それと。この仮説は、大人になってからも当てはまることもあるので、注意が必要なこともあります。

少し前に、石鹸に小麦粉が入っていて、使用していた人の多くにアレルギー反応が出たのを、覚えていますか?。●●のしずくって商品名なんですけど。

そのアレルギーも、「 経皮感作 」だという、仮説があります。ですので、大人でも注意が必要なんですよね。

すでに小麦粉を口にした大人であっても、洗顔などで、肌に毎日使用するものに、食品アレルギーになる成分が入っていると結果として、
経皮感作されまう。そのあとで小麦を経口摂取することで、小麦アレルギーを起こすということらしいです。詳しくは、上にリンクしたアイキッズクリニックさんに書かれあります。

ベビーマッサージでアーモンドオイルを使って発症した、アーモンドアレルギーもあるらしいです。こちらも皮膚科HPで紹介されていたので、リンクしておきますね。

大阪府豊中市のかめさきこども・アレルギークリニックさんです。

そして。わたしが検索していて、なによりも悲しかったことは、赤ちゃんがごまアレルギーとなったことで、おかあさんが後悔しているブログでした。

赤ちゃんのころに、セサミオイルで、ベビーマッサージをされていたそうなんです。

ですが。セサミオイルとごまアレルギーの因果関係もはっきりと証明されたという、わけでもありません。おそらくという仮説なんですけども、可能性は捨てきれないので、お母さんは「なんてことをしてしまったんだろう」と、すごく後悔されていて、すごく、わたしもつらくなってしまったんです。

この記事は、けっして、ベビーマッサージのオイルを否定するものではありません。わたしも赤ちゃんと、ベビーマッサージには通っていたこともあります。

ただ。食品アレルギーの「 経皮感作 」という可能性があることも、知っておいたほうがいいのかなとおもって、記事にしました。

すこし前に、赤ちゃんの冷え性には、ベビーマッサージがおすすめですと、書いたこともあり(赤ちゃんの冷え性にはベビーマッサージがおすすめですの記事はこちら)。

やはり、わたしが調べたことは、書いておこうと、おもったのです。

気になるばあいは、食品系いがいの(食品アレルギーの無い)オイルをベビーマッサージに使うといいのではないかと、おもいます。ですが、それも、パッチテストをされて、アレルギー反応が無いことを確認したうえで、使用するといいですよ。

ベビーマッサジーのオイルや、赤ちゃんの食品アレルギーのことなど。簡単なまとめ

ベビーマッサージそのものは赤ちゃんに、とてもいいと、個人的にはおもうわたしです。

ただ、ベビーマッサージに使うオイルは、パッチテストを必ずすることと、「 経皮感作 」が気になるようであれば、食品系いがいのオイルを使用するのがおすすめです。そのばあいも、パッチテストは必須ですよ~。