子供の食品アレルギー検査や花粉症のことで、どうなんだろう?、と、おもうことがあったので記事にしたいとおもいます。

今年の花粉は気温が高くなるのが早く、気温が平年よりも高い日が続いているので、花粉が多く飛んでいるようにかんじます。

わたしも主人も花粉症とアレルギーを少し持っているのですが、今年はのども痛くなるし、咳もでるようなかんじだし、鼻水もでるし、風邪みたいな症状もあって、なんだか盛りだくさんで大変です☆。

ところで。ここでお題の食品アレルギー検査のことについて、ふれておこうとおもいます。

食品アレルギー検査の結果と実際の食品アレルギーとの関係が、一致しないことを知っていますか?。

ようするに、食品アレルギー検査で反応が高く出たとしても、実際に食品アレルギーが発症するとは限らないのです。実際には食品アレルギー検査で数値が高く出ても、その食品でアレルギーにならないことも多いそうです。

それでは、食品アレルギーの検査はあまり意味がなさそうですよね。

実は、わたしも、数か月前に初めて知りました。1歳児になったばかりのころ、ぶつぶつの肌荒れが出たので、食品アレルギーかもしれないと心配になりました。

そのとき、いろいろ調べて、いくつかの小児科のHPや医師のブログなどを見た結果、食品アレルギーは症状がひどくなければ、気にせずにふつうに食べていくうちに、治っていくということを知りました。

そのときの記事はこちらです⇒1歳児赤ちゃん ぶつぶつ肌荒れ 食品アレルギー、卵!?。

それでは、食品アレルギーは検査ではわからないのか!?、というと。決して、そんなことはありません。別の検査で見分けることができるそうなんです。

食品アレルギーを見分ける検査を「コンポーネント検査」と言うそうなんですが、その検査の内容は、実際に食品を食べてアレルギー反応が出るかを確認していく検査なんだそうです。いわゆる負荷をかけて反応がでるか見る、負荷試験という検査ですね。実に原始的な検査です。

負荷試験についても、いくつかの小児科のHPでもとりあげていたのですが、食べ物アレルギーを見分ける「コンポーネント検査」は実際に原因として疑われる食べ物を口にしてもらう負荷試験を行います。

それについては、こちらでも詳しく書いてあったので、リンクしておきます。五本木クリニックの院長ブログになります。

こちらでも同じことを書いていますのでリンクしておきますね、北浜こどもクリニックの院長のブログです

下記の文章が日本小児アレルギー学会のサイトにありました、参考になるので、抜粋しておきますね。ちなみに、日本小児アレルギー学会のリンクはこちらです

日本小児アレルギー学会は食物抗原特異的IgG抗体検査を食物アレルギーの原因食品の診断法としては推奨しないことを学会の見解として発表いたします。

わたし自身のことですが、じつは、メロンやパイナップルを食べると、口の中やのどがイガイガと痛痒くなったものです。これは、小学校4年生くらいまでつづきました。

当時のわたしの中では、メロンやパイナップルは食べた瞬間はおいしいけど、後味がいがいがと口の中して、痛痒くなるのが嫌でした。ですので、すごく好きという果物ではありませんでした。

不思議におもって、母に、その後味の悪さを聞いてみたことがありましたが。母はそのようにならないといい、兄弟たちもそのようにはならないと言ったので、自分のおもいちがいかな?、と自分でまとめて、その件を終わりにした記憶があります。

小学校を卒業するころには、メロンやパイナップルはとてもおいしい果物だとおもうようになっていたので、おそらく、食べていくうちに自然と食品アレルギーを克服していたのでしょう。

果物アレルギーについては、こちらの文献がおもしろかったので、リンクしておきますね

上の文献によると、特定の花粉で、特定の果物でのアレルギーもがおこりやすいそうです。ちょっと分かりづらいですよね、文章だけだと。

例として。わたしのことですが、じんましんを出したとき、その日のアレルギー血液検査の安いやつを皮膚科でしたことがあります。花粉などの反応はそのとき飛散しているものの反応がでやすいとはおもうのですが、どうなんでしょうね?。

ちなみに、わたしが検査したときは、ブタクサが多く飛んでいる季節でした。当然のごとく、軽度のアレルギーもちのわたくしは、反応がでましたよ。はい、ブタクサアレルギーでございます(笑)。

そのときは、ふ~んって、スギ以外でも反応がでるんだ、ブタクサも注意しないといけないんだな~とか、ぼんやりとおもっただけでした。

そして、今回、果物アレルギー(口腔アレルギー)のことを調べていると、おもしろいことを知りました。まず、特定の花粉症と関係があること。つぎに、その花粉症が多い季節に、果物アレルギーが悪化しやすいこと、この2つです。

たとえば、わたしはブタクサの反応がでているので、ブタクサ花粉症なんですが、ブタクサ花粉症の人はウリ科のメロンとスイカ、バショウ科のバナナの果物アレルギーの人が多いそうなんですね。

わたし、メロンの果物アレルギーでしたからね、小学校の低学年までは、メロンがおいしいと心から思えませんでした。なんで、こんな後味のわるいものが高価な価格で売られているのか、理解不明でした。

食べた瞬間はおいしいけど、後味が最悪でした、でも、メロンジュースとか、メロンシャーべットやアイスなど、果実が入っている加工品はおいしく食べれました。

今回は、この部分の謎も解けました。上のリンクした文献に、下記のように書いてありましたので、抜粋しておきますね。

果物を煮たり、焼いたり、漬けたりするとタンパク質が変化して、同じ果物でも口腔アレルギーが起こらなくなったります。また、漬けたりすることによって新しくできたタンパク質が別なアレルギーの原因となることもあります。

わたしのばあいは、アイスやジュースだとメロンが入っていても、後味がいがいがと痛痒いような、チクチクするような、果物アレルギーが出ませんでした。

おそらく、ジュースは漬けたりの行為で、アイスは煮た行為になるのかなと推測されます。果物に入っている果実もいちど砂糖を加えて加熱してから、アイスに混ぜることも多いですからね。

それと。今回、はじめて知ったことのひとつに、ゴムアレルギーがありました。わたしは金属アレルギーと日光アレルギーは経験があるのでうが、ゴムアレルギーというものを今回はじめて、言葉を知りました。

このゴムアレルギーも曲者らしく、なんと、ゴムの成分の天然ゴムの樹液である「ラテックス」に対するアレルギーがあると、ゴム製品に対して肌がアレルギー反応をだすそうなんですが。

やっかいなことに、これって、果物アレルギーの人に多いそうなんですよね。ラテックスアレルギーの人の半数に果物アレルギーを合併するという報告があるそうなんですね。ガーン!。

果物は、キウイ、バナナ。アボガド、栗、マンゴー、パパイヤ、メロン、モモ、パイナップル、など、だそうです。これらの果物アレルギーの人にラテックスアレルギーが多いのは、ラテックスアレルギーとの交差抗原性があるから、なんだそうです。

交叉抗原性とは、ある食物の抗原に対する抗体が、他の食物の抗原と反応し結合すること、だそうですが。果物アレルギーと花粉症でたとえると。

こうなります。さいしょに、草木の花粉での花粉症になった後で、花粉症になったものと似た構造のタンパク質が含まれる果物を食べることで、果物アレルギーとなるそうです。

だからといって花粉症を持っている人たち、すべてに該当するわけではありません。わたしはメロンの果物アレルギーでしたが、ラテックスアレルギーではありませんでしたし、メロンと同じウリ科のすいかには反応はしませんでした。スイカは口腔アレルギー反応が出ることもなく、後味までもがおいしかったです♪。

みやけ内科・循環器科のHPに、わかりやすい表があるので、リンクしておきます

果物アレルギーのほかに、わたしは、金属アレルギーと日光アレルギーの経験があります。

歯の金属はいまのところ大丈夫そうなんですが。(歯に入っていても今のところ大丈夫らしい程度の)金属アレルギーと、日光アレルギーを経験しています。金属アレルギーは安いネックレスでなりました、メッキの金が体温で溶けて中の金属でてきてしまい、肌に触れたときに、金属アレルギーとなりました。

こちらは皮膚科で塗り薬か、飲み薬をだしてもらった記憶があります。そのあとは、溶けにくい高価な金のアクセサリーをつけるように気をつけています。

安物だと薄かったり溶けやすい金のことが多いので、なるべく高価なもの(溶けにくいものという意味で高価なもの)にしています。

もしくは、安物や金属アレルギーになるものであっても、鎖骨などに直接触れないデザインのネックレスや、首が隠れる服のときに上からつけるようになど、工夫しています。

日光アレルギーは鎖骨の部分に初夏の日差しが当たっているとき、街中を歩いていて、突然に痛痒くなって、うっかり掻いたら真っ赤になったことがありました。

あまりにも真っ赤にかゆくなったので、薬局へとびこみ、薬剤師のかたに相談したところ。日光アレルギーですねと、すぐに回答をいただけました。そして、そのようなものに効果のある、抗生剤の軟膏を買ってすぐに塗ったところ、あっというまにひいていきました。

ですので、日光アレルギーについては、皮膚科での診断は受けていませんし、お薬も処方されたことはありません。

さいごに、食品アレルギーにもどります。

食品アレルギーは自己流で除去するものではないので、医師の指導をうけるのがいいかとおもいます。また、逆に、軽症でも、食べ続けることで、だんだんと、アレルギー症状が強くなることもあるそうです。

ですので、やはり、症状がでるつど、医師に診断してもらい、そのつど対処していくのが一番ですよね。除去なのか、少しづつ食べさせるのか素人は迷うので、やっぱり医師にそのつど確認してもらいながら、食べさせたり、除去したり、対応していくのが安心ですよね。

アレルギーもいろいろあるので、ホント難しいですが、食品アレルギーは食べているうちに治っていくものの多いそうです。ですので、自己流で除去よりも、やはり、かかりつけの医師の指導に従うのがいちばんかとおもいます。