お菓子づくりの材料について

お菓子づくりの材料についてですが、とくべつなものは、あえて使用しないことにしています。なるべく手軽におうちにある材料でさっとつくれる簡単なおやつを目指しています。

ですので。小麦粉はふつうの小麦粉をつかっています。全粒粉などのほうが栄養があることはわかっていますが、小麦粉のほうがあうお菓子には小麦粉をつかっています。ベーキングパウダーについては、”アルミフリーとはっきりと記載されているベーキングパウダー”を使用しています。

ふつうのベーキングパウダーやホットケーキミックスやクッキーなどのミックス粉には、添加物などが入っていることが多く、実際どうなっているのかメーカーに確認をとってみないとよくわからないのでつかわなくなりました。

さとうは基本的にはきび砂糖を使用していますが、プリンのカラメルソースなどはグラニュー糖をつかっています。カラメルは色のつきかげんが白い砂糖でないとわかりづらいことと、来客のコーヒー用のためにグラニュー糖があるのでグラニュー糖をつかっています。

きび砂糖も白砂糖もそれほどお味は変わらないので、おうちにあるほうでつくってみて大丈夫です。ただ、きび砂糖には白い砂糖よりも栄養があるのでおすすめではあります。わたしはお料理もきび砂糖をつかっています。

あとは。バニラエッセンスをいれると香りもよくなるとは思いますが、子供のおやつにあえていれることもないかな?と思い使用していません。入れると香りはよくなるので、おうちにある場合は入れていただいてもいいと思います。


ホットケーキミックスについて

ホットケーキミックス粉やクッキーミックス粉、簡単におやつがつくれて便利でおいしいですよね。ですが。一般的にはホットケーキミックスの添加物として膨張剤が入っているのがふつうみたいです。膨張剤の成分は書かれていませんがアルミニウムであることが多いらしく、どうやら、それが体にわるいみたいです。

毎日ちいさな子供がお菓子として食べると、アルミニウムの過剰摂取になり体によくないみたいです。(膨張剤=アルミニウム=ベーキングパウダー)。はっきりとした結果はまだ出ていないようなんですが、そのような説があることも事実です。

可能性としてはやはりアルミニウムは体にはよくないらしく、子供が毎日のおやつにホットケーキミックスで作ったおやつを食べると、アルミニウムの過剰摂取となってしまうとのことなんです。

わたしもホットケーキミックスをつかったお菓子の本をもっていて、ごくたまに、それでつくったりしていたのですが、そのアルミニウムが体にわるい説を知ってからはつかわなくなりました。気になるかたは使用しないほうがいいと思います。

わたしがざっと調べたかぎりでは、米粉のミックス粉や無添加のホットケーキミックス粉には入っていないようです。ですが、使用したかたの感想では、無添加のホットケーキミックス粉はやや固めでふくらみがわるいとのことでした。米粉もわるくないのですが、スウィーツとしてのおやつのおいしさも追求したいので、あえて小麦粉をつかっています。


アルミフリーのベーキングパウダーについて

”アルミフリーのベーキングパウダー=ミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)不使用”のベーキングパウダーをつかっています。共立食品さんから販売されていて、ふつうのベーキングパウダーと価格も同じくらいです。パッケージにも”アルミフリー”とはっきりと表記されていますので、安心してつかえます。原材料は下記のとおりです。

「原材料」 成分重量% 酸性ピロリン酸ナトリウム30%、炭酸水素ナトリウム25%、d-酒石酸水素カリウム10%、ステアリン酸カルシウム1%、コーンスターチ(遺伝子組換えでない)34%


きび砂糖について

ずっと知らないで使用していたのですが、”きび砂糖(R)は日新製糖さんの登録商標”なんですね。こちらのお砂糖はスーパーでふつうに購入できます。特徴はミネラル分が豊富に入っていることです。日清製糖さんは赤いカップのマークのお砂糖の会社さんなので、ご存じのかたも多いと思います。

同じようにミネラルが豊富はお砂糖では”てんさい糖”がありますが、お菓子にはきび砂糖のほうが向くように思い、きび砂糖をつかっています。きび砂糖とてんさい糖のミネラルの成分はすごく似ています、違いは体を冷やすか温めるかという部分です。

きび砂糖は体を冷やしますがてんさい糖は温めてくれるうえにオリゴ糖(ビフィズス菌)が含まれています。ただ、テリがあるお砂糖ですので、お菓子よりはお料理むきかなぁとも思います。日新製糖さんのきび砂糖は粉末でさらっとしていて使いやすいところも気に入っています。

「きび砂糖の成分(100g)」 熱量396cal、炭水化物98.8g、 ナトリウム10~30mg、 カルシウム10~35mg、 カリウム142mg、マグネシウム3~20mg、リン1-1mg、鉄0.15~0.45mg、銅0.05~0.30mg


寒天について

寒天は海藻からつくられています、ですので食物繊維が豊富です。動物性のゼラチンよりも、植物性の寒天のほうが体にいいかなと思ってつかっています。食感はゼラチンはぷるっとしていますが、寒天はかたまっている固めのほろっとしたかんじです。

わたしは寒天の食感もすきなので、寒天をつかってゼリーのようなおやつをつくっています。寒天とゼラチンは分量や使用方法などもことなりますので、レシピに寒天とあるときは寒天でつくっていただくレシピとなっています。


はちみつについて

はちみつを使用したおやつレシピもありますが、はちみつは1歳児未満の乳幼児には与えてはいけませんのでご注意くださいませ。はちみつには、ごくまれにボツリヌス菌が入り込んでいます。

1歳児未満がボツリヌス菌をはちみつと一緒に食してしまうと、乳児のばあいは腸内細菌がまだ少ないためにボツリヌス菌が増殖してしまい、ボツリヌス症になってしまいます。


生クリームについて

生クリームもいろいろありますが、わたしは豆乳ホイップをつかっています。乳製品をいっさい使用していない植物生のものですが、ふわっとかるくておいしいのです。さいしょは興味本位で買ってみました。たしかに純生クリームには純生クリームのおいしさがあります(最高級のものよりその1つ下くらいのものがいちばんおいしいですよ)。ですが、豆乳のまろやかでいてやさしい、泡立てるとふわっとしたやわらかい食感のクリームがとてもおいしいかったのです。

それからはずっと豆乳ホイップをつかっています。泡立てが中途半端だと保存するばあいはゆるくなってきてしまうので、しっかりと泡立てましょう。すぐに食べてしまう場合は、ゆるい泡立てのほうが逆においしかったりもします。

わたしがつかっている豆乳ホイップは、スジャータさんから販売されている乳製品を使っていない豆乳入りホイップをつかっています。原材料は下記のとおりです。

「原材料」 100mlあたり熱量386cal、植物油脂、有機豆乳、糖類(オリゴ糖、マルトース、砂糖)、乳化剤(大豆由来)、安定剤(加工でん粉、カラギーナン)、メタリン酸Na、香料

・マルトース・・・トウモロコシ、馬鈴薯、甘藷
・加工でん粉・・・キャッサバ